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妊活・不妊治療

50歳でも妊娠できる?リスクや妊娠確率、更年期との関係など解説

この記事を監修した人

京都薬科大学特命教授 兼 薬剤師
戸口 瑞之
漢方薬房こうのとり 代表

元富山総合薬局代表。現漢方薬房こうのとり代表・管理薬剤師 / 現京都薬科大学特命教授。
飲む量の加減のみ必要で万人に合う現代の中国漢方(中医)に大学病院時代から36年携わる。
漢方薬房こうのとりでは、直近3年で100人以上の方が目標を達成されています。

50歳で赤ちゃんを授かることは、たとえ医療技術が進んだ今でも、簡単なことではありません。自然妊娠の確率や体への負担、そして周囲からの理解など、さまざまな不安を抱える方が多くいます。

この記事では、更年期との違いを見分けるポイントや妊娠確認の手順、治療法の選び方に加え、実際に妊娠・出産を経験された方の声もご紹介します。

監修者コメント

漢方薬房こうのとりでは、2022年に50歳での出産例がございます。47歳10カ月でご結婚された方が、体外受精と「こうのとり漢方」を1年3カ月併用し、第1子となる男児をご出産されました。

 

50歳で妊娠は可能?

50歳でも妊娠は、決して不可能ではありません。

2023年の人口動態統計によると、総出生数72万7,288件のうち、50歳以上の出産は100件報告されています。

また、日本産科婦人科学会が公表した2022年の体外受精・胚移植等の臨床実施成績では、50歳以上の体外受精1回あたりの妊娠率は2.9%でした。

これらの数字から、50歳以上の妊娠は非常にまれである一方で、まったくの不可能ではないことが分かります

出典:
母の年齢(5歳階級)別にみた年次別出生数・百分率及び出生率(女性人口千対) |e-Stat 政府統計の総合窓口
2022年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績|日本産科婦人科学会

50歳〜55歳の妊娠確率と自然妊娠の可能性

2023年の人口動態統計では、50歳以上での出産は以下のとおり報告されています。

年齢出産数(人)
50歳26人
51歳24人
52歳18人
53歳12人
54歳3人
55歳以上11人

このとおり、50〜55歳での出産は年間94件とごく少数です。
自然妊娠である可能性は否定できないものの、実際には体外受精などの医療的支援を受けているケースも多いと考えられます

出典:嫡出出生数,出生順位・母の年齢(各歳)・父の年齢(各歳)別 |e-Stat 政府統計の総合窓口

50歳での妊娠と、更年期・閉経と妊娠の関係

月経があるうちは排卵も完全には止まらず、自然妊娠の可能性がわずかに残る場合もあります。また、閉経後でも卵子提供などの生殖医療を利用すれば、妊娠を目指せます。

ここでは、更年期・閉経と妊娠の関係について整理し、年齢を重ねても現実的に妊娠を考える方法を紹介します。

出典:更年期|厚生労働省

更年期・プレ更年期との関係

更年期とは、閉経をはさんだ前後約5年間、一般に45〜55歳頃の時期を指します。

日本人女性の平均閉経年齢は50.5歳とされており、この期間には排卵や月経が不規則ながら続く場合もあります。

そのため、理論的には妊娠の可能性は残されていますが、実際には卵子の数や質が急激に低下し、染色体異常や流産などのリスクが大きく高まります

妊娠を望む場合は、早めにホルモン検査などで卵巣機能を確認し、体外受精などの医療的支援を視野に入れることが現実的です。

閉経前後との関係

閉経とは、最後の月経から1年以上月経がない状態を指します。この段階では排卵がほぼ停止するため、自然妊娠は事実上不可能といえるでしょう

しかし、50歳を過ぎても、卵子提供と体外受精によって出産に至った例も存在します。

子宮は年齢による影響を比較的受けにくいため、他者の卵子を使えば妊娠が成立する可能性は残されています。実際に、日本生殖医学会は「ドナー卵子を用いた場合、年齢による出産率の低下は認められない」と報告しています。

ただし、高齢妊娠には妊娠高血圧症候群などのリスクがあるため、慎重な医療管理のもとで治療に臨むことが大切です。

監修者コメント

西洋医学では、閉経を迎えると排卵はほぼ停止するとされており、自然妊娠は極めて難しいと考えられています。

しかし、「こうのとり漢方」は、現代中国の最先端の理論をもとに開発された漢方で、西洋医学では難しいとされる体内のアンチエイジングにアプローチできる点が特徴です。実際に、閉経とみられる状態から3年以内で、再び月経が始まり、排卵が確認されたケースも複数報告されています。これは、体質を整え直すことで本来の機能が再び働き出したと考えられる結果です。

 

50歳で妊娠した場合のリスクと課題

50歳代の妊娠や出産は、件数がごくわずかで「奇跡」と表現されることもあります。実際、45歳を超えると流産や合併症の発生率が大きく上がり、母体と胎児の両方に対して慎重な医療的対応が求められます。

また、日本では卵子提供の法的整備や、高額な治療費をめぐる倫理的・社会的な課題も残されています。こうした背景をふまえて、本章では高齢妊娠にともなうリスクや注意点を整理し、事前に備えておくべきポイントをみていきましょう。

流産リスク

年齢が上がるとともに、流産のリスクも高まります。特に50歳以降では、妊娠の成立そのものがまれであるうえに、妊娠を継続することも難しくなります。

主な原因は、卵子の染色体異常によるものです

年齢を重ねるにつれて卵子の質が低下し、正常に分裂しにくくなるため、受精しても胚の発育が途中で止まってしまうケースが増えます。

さらに、子宮内膜の血流が低下したり、高血圧や糖尿病といった基礎疾患を抱えていたりすると、着床後の維持が難しくなる場合があります。

このように、高齢での妊娠には流産のリスクが多方面から重なります。妊娠を検討する際には、これらの点を理解し、無理のない選択をすることが重要です。

監修者コメント

高齢であっても、「こうのとり漢方」を継続的に服用され、過労や生活習慣の乱れがない場合、染色体異常が起こるケースは少ない印象を受けています。

 

母体・赤ちゃんへの健康リスク

50歳以上での妊娠では、母体と赤ちゃんの健康に特別な注意が必要です。なかでも、妊娠糖尿病や帝王切開の割合が高くなることが指摘されており、医療管理の重要性が増します

また、生まれた赤ちゃんの呼吸や心拍の状態をチェックすると、回復の遅れがみられる割合がやや高いという報告もあります。

一方で、早産や低体重児など、ほかの合併症については、40代後半の妊娠と比べて大きな差はみられないという研究もあります。

いずれにしても、高齢での妊娠では万全な医療体制と丁寧なサポートが、安全な出産につながります。

中絶・倫理的・社会的課題

高齢妊娠では、胎児の染色体異常が見つかり、中絶という選択を迫られるケースが若年層より多くなります。重度の異常が判明した場合には、心身への負担も大きくなります。

一方、日本では卵子提供に関する法的な整備が遅れており、治療を海外で受ける夫婦も少なくありません。

さらに、提供を受けた子どもが自分の出自を知る権利や、出産年齢の上限設定についても議論が続いています。

社会的な側面では、「高齢の親による育児負担」「経済的な負荷」「介護との両立」といった課題も無視できません。治療を始める前には、倫理的な視点や今後の生活設計について、家族と話し合い、医師やカウンセラーと多面的に検討することが求められます。

監修者コメント

信頼できる医師やカウンセラーの相談が受けられる施設が、長野県にもございます。詳細については、ご相談いただいた際に個別にご案内させていただきます。

 

50歳で妊娠を希望する場合の具体的な方法

50歳で妊娠を目指すには、自然任せでは難しいのが現実です。とはいえ、医学の進歩や生活面での工夫によって、妊娠の可能性は高められます。

体外受精や卵子提供といった医療的アプローチに加え、生活習慣の見直しや漢方を取り入れた体調管理も、妊娠を目指すうえで有効な選択肢となるでしょう。

ここからは、そうした具体的な方法について順に見ていきます。

生活習慣の改善

妊娠に向けた第一歩は、日々の生活習慣を整えることです。過度な体重、喫煙、アルコールの摂りすぎは、卵巣の働きを弱め、不妊治療の成功率にも影響します。

40〜55歳の女性を対象にした複数の研究のまとめでは、適度な有酸素運動と食事の見直しを続けることで、体脂肪や代謝のバランスが明らかに改善したという結果が報告されています。

また、世界保健機関(WHO)やアメリカ生殖医学会では、禁煙・節酒・カフェインの控えめな摂取を、不妊治療前の基本的なアドバイスとしてすすめています。

排卵日を把握する基礎体温の記録や、ストレスを減らす工夫も効果的です。半年以上取り組んでも妊娠に至らない場合は、早めに専門クリニックへ相談しましょう。

不妊治療(体外受精・卵子提供など)

50歳での妊娠を目指す場合、自身の卵子での成功は難しく、卵子提供が現実的な選択肢となることもあります

ただし、日本では法整備が不十分で、日本生殖補助医療標準化機関(JISART)のガイドラインに沿った慎重な運用が行われています。
制度面の制約から、治療を海外で受ける方も少なくありません。
出自を知る権利や、出産する側の年齢制限をめぐる倫理的課題もあり、治療を進める際には費用やリスクを含めた多面的な検討が必要です。

専門医への相談に加えて、家族との十分な話し合いや、他院でのセカンドオピニオンも検討するとよいでしょう。

漢方の活用

漢方(かんぽう)は「血流改善」「ホルモン調整」「冷え対策」などを目的に、不妊治療の補助として活用されています

実際、体外受精の各段階に合わせて処方を調整した症例報告では、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)や温経湯(うんけいとう)の併用により、胚盤胞まで到達する受精卵の数が増え、出産に至った例も報告されています。

また、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、更年期症状の緩和や子宮内膜の血流促進に用いられることが多く、冷えや月経不順の改善にも役立ちます。

ただし、漢方薬にも副作用や薬剤同士の相互作用があるため、自己判断での服用は避け、漢方専門医や不妊治療医と相談しながら使用することが望ましいでしょう。

出典:体外受精の段階に合わせ決まったパターンで漢方薬を投与した20症例|高橋浩子 日笠久美 鎌田周作 鎌田ゆかり

監修者コメント

一般的な漢方薬については、50歳以上の方に効果があったという事例はこれまでに聞いたことがありません。高年齢の妊活をご検討中の方は、ぜひ一度「こうのとり漢方」をお試しください。

 

50歳で「妊娠したかも?」と思ったときの具体的な確認方法

月経が遅れたり体調に変化を感じたりすると、「もしかして妊娠?」と戸惑う方もいるでしょう。50歳前後は更年期による生理不順や体調不良とも重なりやすく、自分では判断しづらい時期です。

ここからは、妊娠検査薬の使用方法、初期症状と生理との違い、受診のタイミングなど、確認のステップを順に解説します。

正しい流れを知っておくことで、いざというときも冷静に対応しやすくなります。

妊娠検査薬の使い方と注意点

市販の妊娠検査薬は、生理予定日から1週間後以降に使用すると、より正確な判定が得られます。これは、体内のhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが十分に増えて、検査薬が反応しやすくなるためです。

月経不順の場合は排卵がずれていることが多く、陰性でも生理が来なければ数日おきに再検査を行いましょう。使用時は説明書に記載された判定時間を厳守し、表示後に長時間放置しないことが大切です

また、検査薬は高温多湿を避けて保管し、使用期限が切れていないか確認してから使いましょう。陽性反応が出た場合は、なるべく早めに産婦人科で診断を受けることが望ましいとされています。

妊娠初期症状と生理との違い

妊娠の初期サインとしては、「着床出血」「乳房の張り」「強い眠気」などがよく知られています。

ただし、これらは更年期や生理前にも見られる変化と似ており、自己判断が難しいこともあります。例えば、着床出血は生理に比べて出血量が少なく、1〜3日ほどで自然に止まるのが特徴です。

また、基礎体温が高温期のまま18日以上続いている場合も、妊娠の可能性が高くなります。
「いつもより出血が少ない」「胸の張りが強い」「匂いに敏感になった」といった複数の変化が同時に起きたときは、妊娠の兆候として注意して観察しましょう

一方で、経血量が通常どおりで、数日間しっかり続く場合は、生理である可能性が高いと考えられます。迷ったときは、妊娠検査薬の使用や基礎体温の記録を組み合わせて確認するのがおすすめです。

産婦人科の受診タイミングと伝え方

妊娠検査薬で陽性反応が出たら、「最終月経の開始日」から数えて5〜6週目(妊娠5〜6週)を目安に、産婦人科を受診しましょう

この時期には胎嚢(たいのう)が確認できることが多く、診断がつきやすくなります。

ただし、出血や強い腹痛がある場合は週数に関係なく、早めの受診が必要です。
初診では、以下の3点を整理して伝えておくとスムーズです。

  • 最終月経の開始日
  • 検査薬を使った日と結果
  • 持病や服薬中の薬の情報

受診後は母子手帳の交付を受け、妊婦健診(通常は8週ごろから14回前後)のスケジュールが始まります。
高齢での妊娠は合併症のリスクもあるため、医師の指示に従って定期健診を受けることが、母子の健康を守るポイントです。

50歳で妊娠した人の体験談・ブログ紹介

50歳での妊娠と聞くと、どこか現実味のない話に感じるかもしれません。

けれど実際には、体外受精で赤ちゃんを授かった方、更年期と重なる体調の変化に戸惑いながら初産を迎えた方、思いがけず妊娠が判明し戸惑いながらも前向きに向き合った方など、リアルな体験談が多く発信されています。

ここでは、妊娠・出産にまつわる喜びや苦労、閉経期の心身のゆらぎ、そして予期せぬ妊娠への向き合い方まで、さまざまな声をご紹介します。

同じ世代で悩む方にとって、勇気やヒントを与えてくれる内容です。

妊娠・出産に関する全般的な声

50歳での初産と聞くと「体力的に無理では?」「子どもがかわいそう」といった声もありますが、実際に出産を経験した人の発信からは、前向きな姿勢が印象的です

例えば、フリーアナウンサーの沢えりかさんは、46歳で渡米し49歳で国際結婚、そして50歳で第一子を出産しました。不妊治療先進国アメリカで1回目の体外受精に成功した体験を語っています。「子どもが欲しい」という思いを真っすぐに持ち続けた結果です。

参考:50歳で初産した女性が語る「超高齢妊娠」までの長い道のり「つわりで寝込んでいたら、義母に更年期だと思われて…」|文春オンライン

また、50代で初産を迎えた女性のブログでは「体力・メンタル面ともに特に問題なし」と子どもの様子を発信しており、「あまり細かく考えすぎないことが大事」などポジティブな発信が印象的です。年齢への偏見より、自分の意志や準備が大切であることが伝わってきます

参考:50歳初産の育児|monty

更年期・閉経期に関する声

更年期と妊娠のサインは似ているため、自己判断が難しいと感じる方も少なくありません。

実際に、49歳で4人目を自然妊娠・出産した女性の記事を読むと、生理が1週間遅れた際「閉経かもしれない」と考えていたそうです。ところが、自宅で妊娠検査を試したところ、予想外に陽性反応が出て、大きな驚きを覚えたといいます。

参考:「息子が20歳の時に私は69歳。これからが大変なんじゃないかって」“超高齢出産”をした女性(55)が、今後の育児に思うこと|文春オンライン

50歳で妊娠・出産を考える方は、ぜひ「こうのとり」にご相談ください

50歳前後での妊娠や出産には、年齢による体の変化や周囲の理解不足など、さまざまな不安がつきものです。

ですが、実際に妊娠・出産を叶えている方たちがいることも事実です。希望を持って一歩を踏み出すためには、正しい知識と信頼できる相談先が必要です。

「漢方薬房こうのとり」では、現代中国の最先端の理論をもとに開発された「こうのとり漢方」を用いて、年齢や体質に応じた妊活支援を行っています。この漢方は、一定程度のアンチエイジングを期待できる点が特徴で、体の内側から妊娠を目指す力を引き出すサポートを行います。

たとえば、閉経後3年以内であれば、53歳の方でも排卵を伴う月経が再び起こる可能性があるという報告があります。ただし、閉経から3年以上経過している場合は、生理が再開しても無排卵月経となる可能性が高くなると考えられています。

実際に「漢方薬房こうのとり」では、50歳での出産を実現された方の事例もございます。
そのため、「閉経してしまった」「50歳を過ぎてしまった」といった状況であっても、あきらめずに一度ご相談いただければと思います。

当店では、医療機関との併用も視野に入れながら、漢方の提案だけでなく、検査・体調管理・栄養面でのアドバイスまでトータルでサポートいたします

妊娠の可能性に気づいたとき、不安を抱えたまま悩み続ける必要はありません。ご自身の選択を前向きに進めるためにも、どうぞお気軽に「漢方薬房こうのとり」へご相談ください。

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