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不妊治療でお金が続かないケースとは?対策や保険、助成金の情報も紹介

この記事を監修した人

京都薬科大学特命教授 兼 薬剤師
戸口 瑞之
漢方薬房こうのとり 代表

元富山総合薬局代表。現漢方薬房こうのとり代表・管理薬剤師 / 現京都薬科大学特命教授。
飲む量の加減のみ必要で万人に合う現代の中国漢方(中医)に大学病院時代から36年携わる。
漢方薬房こうのとりでは、直近3年で100人以上の方が目標を達成されています。

日本では、夫婦の20%が何らかの不妊治療を受けているといわれています。それと同時に「不妊治療でお金が続かない」「子どもを授かれないまま貯金だけなくなったらどうしよう」と悩む方はとても増えています。

2022年に不妊治療が保険適用となり、以前よりは経済的な負担は軽減されたものの、治療にお金がかかるのは間違いありません。実際、不妊治療でお金が続かないため、子どもをあきらめる夫婦もいます。

今回は、不妊治療にかかる費用について解説するとともに、不妊治療でお金が続かないケースや対策を紹介します。

【相場】不妊治療には、実際どれくらいのお金がかかる?

不妊治療にかかる費用は、治療内容や治療を受ける期間によって大きく異なります。

治療法治療内容かかる費用の目安
(1回あたり)
一般不妊治療タイミング法医師の指導のもと、排卵日を予測して性交渉を行う750円(3カ月に1回)
人工授精排卵期に夫の精液を子宮内に直接注入する5,460円
生殖補助医療体外受精採卵手術で排卵直前に体内から取り出した卵子を、体外で精子と受精させる6万円~
顕微授精体外受精の1つ、1つの精子を直接卵子に注入して受精を促す8万円~
精巣内精子採取術顕微授精のために精子を採取する37,200円~

これに加えて、診察代や検査代、薬の費用が必要です。保険適応外の検査や治療を実施するケースでは、さらに金銭的負担が発生します。

出典:
不妊治療に関する支援について|厚生労働省
不妊治療・妊娠・出産にはいくらかかる? 費用の相場や活用できる保険・制度とは|ソフィ
Q12. 体外受精とはどんな治療ですか?|日本生殖医学会
Q13. 顕微授精とはどんな治療ですか?|日本生殖医学会

不妊治療のお金が続かない状況とは

不妊治療のお金が続かない状況といわれても、ピンとこない方もいるかもしれません。ここからは、具体的なシチュエーションについてくわしく解説します。

貯金がなくなった

今までの貯金や、不妊治療に備えて準備していたお金が底を尽きてしまうケースがみられます。不妊治療は長期化するケースが多くみられます。不妊治療が保険適用になったとはいえ、長く治療を続ければ費用がかさんでいくのは避けられません。

また「想定よりもお金が減るのが早く、治療費が足りない」と感じる人も多いです。事前に備えておいた費用よりも多くかかる場合は家計に響くため、治療を断念する人も出てきます。

仕事を辞めたためお金がない

スケジュールや体調面で不妊治療と仕事が両立できず、仕事を辞めたことでお金がないケースも多くみられます。厚生労働省の調査では、16%の人が離職していると報告されています。

不妊治療のスケジュールの目安は、以下のとおりです。

月経周期ごとの通院日数の目安(女性の場合)
一般不妊治療診察時間1回30分程度の通院:4日~7日
人工授精を行う場合は、上記に加えて診察時間が2時間程度の通院:1日~
生殖補助医療診察時間1回1時間~2時間の通院:4日~10日+診察1回半日~1日の通院:2日

上記の診察に加えて、2~3時間の待ち時間が発生するのが一般的です。

体外受精や顕微授精を行う場合、排卵周期によって治療の予定が大きく変わるため、前もって休みをとるのは難しいです。また、治療による体調不良に悩まされる人も多く、仕事を急に休むことも少なくありません。

不妊治療のための制度が充実していない会社も多く、治療と仕事の両立が難しいのが現状です。

出典:仕事と不妊治療の両立支援のために|厚生労働省

夫がお金を出さない

夫が不妊治療にお金を出さないケースも存在します。不妊治療の中心は女性になりがちなため、男性の理解や協力が十分ではなく、例えば「趣味にお金を使いたい」と言われて夫婦げんかになる場合もあるのです。

不妊治療がきっかけで夫婦仲が険悪になり、離婚に発展するケースもみられます。不妊治療を成功させるには、夫婦で目標を共有して同じ方向を見ることが必要不可欠です。金銭面も含めて十分な話し合いを行いましょう。

「不妊治療のお金が続かない」という実際の声

SNSでは「不妊治療のお金が続かない」という意見が多くみられます。実際の声をみていきましょう。

不妊治療にはさまざまな選択肢があります。また、保険が適用されるかどうかには年齢も関わっており、43歳以降では自由診療扱いになってしまいます。治療のために有休を消費するしかなく、心身に負担を感じている人も多いです。

不妊治療を続けるにはお金や時間が必要なことが、多くの人の投稿から見て取れますね。

不妊治療のお金が続かない場合の対策1)治療費用を軽減する

不妊治療を納得いくまで続けるためには、金銭面の対策は必須です。まず、不妊治療にかかる費用を削減する方法を知っておきましょう。

保険適用の活用

保険適用で不妊治療を受ければ、自己負担額が3割に抑えられます。保険適用前に比べて経済的負担が大きく軽減されるため、積極的に活用していきましょう。

一般不妊治療には制限なく保険適用されますが、生殖医療に保険適用されるには、以下の条件を満たす必要があります

  • 治療計画作成時において女性の年齢が43歳未満である
  • 胚移植の保険適用は、女性が40歳未満の場合は通算6回、40歳以上43歳未満の場合は子ども1人につき最大3回まで

また、保険が適用されない治療(自由診療)は全額自費負担になることや、自由診療と保険適用の治療を同時に併用する混合診療は禁止されていることを押さえておきましょう。

出典:不妊治療に関する取組|こども家庭庁

助成金制度の利用

助成金制度をうまく使うことで、治療にかかる費用を抑えられます。不妊治療などの妊活に関する独自の助成金制度や、補助金を設けている自治体もあります。住んでいる自治体のホームページを確認し、対象となる制度があるか調べましょう。

また、治療にかかる費用が高額療養費制度の対象となったことで、医療機関や薬局で支払う費用が1カ月の上限を超えたときに超過分が支給されるようになりました。

自身が加入している公的医療保険に、高額療養費の支給申請書を提出することで、支給を受けられます。また、上限額は年齢や所得によって異なります。

出典:高額療養費制度を利用される皆さまへ|厚生労働省保健局

医療費控除の利用

不妊治療は2022年に保険適用になったため、医療費控除の対象です。人工授精や体外受精、卵子凍結保存にかかる費用だけでなく、薬や漢方にも適用されます。

1年間に支払った医療費から、保険金などで補填される金額と10万円を引いた額が、医療費控除額になります。

医療費控除を受けるためには「医療費控除の明細書」を所得税の確定申告書に添付しなければなりません。期限までに確定申告を行いましょう。

出典:医療費控除を受ける方へ|国税庁

不妊治療のお金が続かない場合の対策2)治療計画を見直す

不妊治療のお金が続かない場合、治療計画を見直すことも効果的です。

「妊娠できるまで時間がない」「今までの治療に意味がなかったと思いたくない」という理由から、やみくもに治療を続けてしまう方もいます。また、費用の削減にはつながらないと思う方もいるでしょう。

しかし、治療計画の見直しによって、長期的な視点では不妊治療にかかる費用を削減できる可能性があります。ここからは、具体的な方法をみていきましょう。

ステップアップの間隔を調整する

より効果的な治療法に早期にステップアップすることで、治療期間の短縮や治療費の削減が期待できます。「タイミング法で妊娠したい」「体外受精まで進める必要はないと思う」と考えて、ステップアップに二の足を踏む人も少なくありません。

しかし、効果が期待できない治療を続けていると、治療費がかさんでしまいます。医師と十分な相談のうえ、早期のステップアップも検討しましょう

休養期間を設定する

休養期間を設けることで、心身を十分に回復させたり、治療法を見直したりするきっかけになります。また、治療を一時的に休むことで、その期間の治療費は削減できます

治療を中断する

不妊治療の中断は、心身にかかる負担を軽減したり、経済的な負担を削減したりすることにつながります。また、不妊治療を中断しても、自然妊娠の可能性はゼロではありません。

不妊治療のお金が続かない場合の対策3)病院を見直す

病院の見直しも、不妊治療のお金が続かないときに検討したい対策です。小規模のクリニックでは、不妊の原因を正しく特定できなかったり、正しい判断ができずに貴重な採卵を無駄にしてしまったりするケースがあるからです。

また、西洋医学的アプローチのみでは限界があっても、漢方と組み合わせることで、費用面を抑えて妊娠を叶えられるケースもあります。体質や症状に合った漢方を服用することで、卵子や精子の質を改善したり、着床しやすくなったりする効果が期待できるからです。

人工授精や体外受精を行っている方でも、漢方による体質改善で成功率が向上する可能性があります。しかし、漢方の専門知識をもつ医師は少なく、クリニックや病院では、十分な効果が得られない漢方が処方されることも考慮に入れるべきです。

北陸富山の「漢方薬房こうのとり」では、漢方の専門家の丁寧なヒアリングをもとに、一人ひとりの体質や症状に合った漢方を選んでいます。不妊治療にかかる費用を削減したい方は、ぜひ一度ご相談ください

不妊治療のお金が続かない場合の対策4)資金を調達する

ここから紹介する、不妊治療にかかるお金を調達する手段も知っておきましょう。家計への負担を軽減しつつ、納得がいくまで不妊治療を続けられる可能性が出てきますよ。

不妊治療ローン

不妊治療ローンは、不妊治療に関わる資金全般に使える特別な融資サービスです。年間4~7%の金利で使えるため、クレジットカードの分割払いやリボ払いよりも低金利に利用できることが多いです。

金融機関によって融資金額や金利などが異なることや、借入には不妊治療に関する診断書のコピーが必要になることを押さえておきましょう。

出典:
不妊治療サポートローン|スルガ銀行
妊活サポートローン(カードローン)|静岡労働金庫

積立保険の活用

積立保険を行っている方は、不妊治療にあてるのも1つの手段です。

積立保険とは、保障と貯蓄の性質を併せ持った保険のことです。不妊治療のために入院や手術をした場合、保険金の支払い対象となります。

漢方薬房こうのとりでの妊活費用は、一般的な不妊治療と比べて半分以下で済む場合も◎

2022年に不妊治療が保険適用となり、不妊治療を行う人は増えてきました。しかし、お金がかかるのは間違いありません。実際、不妊治療でお金が続かないで悩んでいる方も多くいます。

また、民間の医療保険に入っていて先進医療特約にも加入されている方で、保険が使える年齢の方(42歳11カ月まで)は、採卵、移植それぞれ1回当たり3~5万円が支給されています。保険の担当者が知らないケースも多いのでよく確認してみてください。さかのぼって支給されている方も多いです

助成金や医療費控除制度をうまく活用するほか、治療計画や受診する病院を見直すことも、不妊治療にかかる費用削減に効果的です。

また、西洋医学的アプローチに加えて、漢方の服用による体質改善を行うことで妊娠率が高まり、結果的に費用を抑えられることもあります。漢方薬房こうのとりでは、漢方を飲みはじめて6カ月以内で妊娠判定陽性が出られる方が、50%以上です

「漢方薬房こうのとり」での妊活費用は、一般的な不妊治療と比べて半分以下で済むケースが多いです。不妊治療にくわしい専門家が相談に乗りますので、ぜひ一度お問い合わせください。

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