「妊活に漢方を取り入れたいけれど、費用がどのくらいかかるのか分からず不安」そんな声をよく耳にします。確かに妊活漢方はドラッグストアで売られている市販の漢方より高価なことが多く、続けられるかどうか気になる方も多いでしょう。
しかし、実際のところ妊活漢方には成分や処方の違いがあり、費用の背景にも理由があります。
この記事では、妊活漢方・不妊漢方の費用相場や内訳、続けるための工夫、さらには「高い」と感じる人と「むしろ安い」と感じる人の違いについても分かりやすく解説します。
いくら?妊活漢方・不妊漢方の費用相場
妊活で漢方を取り入れる場合、気になるのが「毎月どのくらいかかるのか」という点です。実際には体質や症状によって処方内容が異なるため、同じ妊活漢方でも価格に幅があります。また、漢方薬局や病院での処方か、市販品かによっても費用は変わります。
先に、それぞれの費用感の目安をまとめました。
| 区分 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 市販漢方(ドラッグストア) | 1〜2万円 / 月 | 成分は一般的・不妊特化ではない |
| 不妊専門の漢方薬局(煎じ薬・オーダーメイド処方) | 2〜5万円 / 月 | 体質や症状に合わせた処方、妊活向け |
| 病院処方(保険適用ありの漢方) | 数千円〜1万円 / 月 | 一部の漢方薬のみ対象、自由度は少ない |
妊活で服用するのなら、高度な知識や経験、技術を持つ漢方薬局を選択すべきです。その理由は後述しますので、まずは費用相場について補足します。
1カ月あたりの費用相場
多くの不妊専門漢方薬局では、1カ月あたり2〜5万円程度が目安です。
煎じ薬や粉薬など形状によっても価格は異なり、夫婦で取り入れる場合は単純に2倍の費用になるケースもあります。サプリと比べると高額に感じられるかもしれませんが、妊活の目的に沿ったオーダーメイド処方である点が大きな特徴です。
初診料・相談料など追加でかかる費用
漢方薬局によっては、初診料や相談料(数千円程度)がかかる場合があります。これは専門家による体質診断やカウンセリングにかかる費用で、処方の質を左右する重要なプロセスです。
初回だけ必要なことが多く、2回目以降は薬代のみになることが一般的です。
妊活漢方はなぜ市販の漢方より高い?
ドラッグストアで手に入る市販の漢方と、不妊や妊活を専門に扱う漢方薬局で処方される漢方では大きな違いがあります。
価格に差があるのは、単なる販売ルートの違いではなく、成分や処方の内容、カウンセリング体制の有無といった要素が関係しています。
成分が違う
市販漢方は一般的な体調不良(冷え、疲れ、胃腸の不調など)に向けた成分構成になっており、誰でも使いやすいように標準化されています。
一方、妊活漢方は「卵子の質を高める」「子宮内膜を整える」「ホルモンバランスを調整する」など、不妊に直結する課題に対応する生薬を組み合わせています。こうした成分の違いが価格にも反映されるのです。
オーダーメイド処方とカウンセリング
不妊専門の漢方薬局では、体質・症状・生活習慣を細かくヒアリングしたうえで処方を調整します。同じ「冷え症」でも人によって原因や体の状態は異なるため、画一的な処方よりも個別対応の方が効果的です。
加えて、薬局によっては妊活に詳しい専門家による定期的なカウンセリングや生活指導も行われ、安心して継続できる環境が整っています。
品質管理と安心感
妊活向けの漢方薬局では、生薬の品質や産地管理が徹底されているケースが多く、残留農薬や重金属検査を通過した安心な原料が使われます。
さらに煎じ薬を中心に新鮮な状態で提供されるため、有効成分をより効率的に摂取できる点も特徴です。これらの付加価値が「市販品より高い」と感じられる背景になっています。
北陸富山の「漢方薬房こうのとり」では、現代中国の最新の処方を取り入れながら、妊活世代の体質改善を重視したオーダーメイドの漢方を提供しています。市販品では得られない安心感と効果を重視したい方におすすめです。
妊活漢方が高くても続けたほうがいい理由と続けるコツ
妊活漢方は短期的なサプリ感覚ではなく、体質改善を目的とした中長期のケアです。続けてこそ効果が期待できるため、費用だけで判断せずに「投資」と考えることが大切です。
妊活漢方を続けたほうがいい理由
妊活漢方は、ホルモンバランスの調整や血流改善、卵巣や子宮の環境改善など、妊娠に必要な基盤を整える働きがあります。これらは一朝一夕で変化するものではなく、数カ月単位(例えば卵子の質なら3〜6カ月かかることも)で体質改善を重ねて初めて効果が表れやすくなるとされています。
特に40代の妊活では時間との勝負になるため、西洋医学(不妊治療)と併用して漢方を取り入れることで、妊娠率を高めるサポートとなるケースもあります。
妊活漢方を無理なく続けるコツ
高額に感じる漢方も、工夫次第で続けやすくなります。
- 必要な時期を見極める
- 夫婦で相談しながら取り入れる
- 信頼できる薬局に相談する
こうした工夫を取り入れることで、「高いからやめよう」ではなく「効率的に続けよう」という考え方に変わり、妊活を前向きに進められます。
漢方による不妊へのアプローチは「むしろ安い」の声も
妊活漢方は高額に思えますが、不妊治療にかかる金額と比べると「意外に安い」と感じる方も少なくありません。もちろん、漢方と体外受精などの高度不妊治療は役割が異なるため単純な比較はできません。
しかし、長期的な体質改善や心身のコンディションを整える観点では、費用対効果の面で「むしろ安い」という声が多いので、ここで整理しましょう。
不妊治療の費用
| 治療内容 | 費用相場(1回あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 人工授精(AIH) | 1〜5万円 | 1回あたりの成功率は約5〜10% |
| 体外受精(IVF) | 30〜60万円 | 薬代や検査料を含めるとさらに高額になる場合あり |
| 顕微授精(ICSI) | 40〜70万円 | 精子数が少ないケースなどに実施 |
| 妊活漢方(薬局) | 2〜5万円 / 月 | 長期継続が前提。夫婦で服用する場合は倍に |
※治療費は保険適用や助成制度により変動します。
漢方は西洋医学ではカバーしきれない課題に対応
不妊治療は卵子や精子の受精そのものを助けるアプローチが中心ですが、漢方は体の基盤作りに強みがあります。
特に高年齢の妊活では「体調が整わず治療がうまく進まない」というケースもあるため、漢方を併用することで治療効率が高まる可能性があります。
実際に「安い」と感じる人の声
SNSやYahoo知恵袋、ブログなどを調べると、以下のような声がみられます。(※口コミを参考に編集部で作成)
「体外受精を数回繰り返すよりも、体質を整えて自然妊娠を目指す方が結果的に出費が抑えられた」
「西洋医学では結果が出なかったが、漢方を半年続けて授かった。時間とお金を考えると安かったと思う」
「夫婦で漢方を取り入れたら、生活全体が改善し、不妊治療と合わせても納得感があった」
こうした体験談からも、妊活漢方が高いと感じる人だけでなく、むしろ安い投資と考える人が多いことがわかります。
妊活漢方・不妊漢方の保険適用について
妊活や不妊治療で使われる漢方薬は、条件次第で保険適用になるものもあります。自己負担が少なくなる分、長く続けやすいのがメリットです。ただし、市販薬や自費診療の漢方とは違い、医療機関での処方が前提となります。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
2025.03.31
妊活の漢方は保険適用?条件や自己負担額についても解説
この記事では、漢方による妊活・不妊治療の保険適用に関することをまとめています。男性不妊治療も含めた保険適用条件と自己負担額の目安や、保険適用される漢方薬の種類、医療機関の選び方まで解説していますので、漢方での妊活を検討している方は必見です。...
ここでは上記記事の要点をまとめました。
保険適用になる条件
保険医療機関を受診し、医師の診察を経て処方される漢方薬は保険適用の対象です。自己負担は1〜3割程度に抑えられるため、経済的に継続しやすいのが特徴です。
保険適用と自費診療のちがい
保険適用の漢方薬は種類が限られる一方で、自費診療の漢方薬は体質に合わせた細やかな調合が可能です。費用は上がりますが「効果を優先したい」という方に選ばれています。
【FAQ】妊活漢方・不妊漢方の費用に関するよくある質問
ここでは、妊活に漢方を取り入れる方が気にする費用について、よくある質問に答えていきます。
妊活漢方とサプリは併用したほうがいい?
漢方薬とサプリメントは役割が異なります。サプリは不足しがちな栄養素を補うのが目的ですが、漢方薬は体質や不調の根本改善を狙います。
費用を気にして「漢方を減らしてサプリで補う」といった考え方は、十分な効果が得られない原因になりかねません。体質改善には漢方薬を軸にし、必要があれば医師や薬剤師と相談のうえでサプリを取り入れるのがおすすめです。
妊活漢方が商品によって値段がちがうのはなぜ?
同じ処方名でも、使用している生薬の品質や産地、配合量、メーカーの違いによって値段に幅があります。さらに調合の仕方や服用形態(煎じ薬・エキス顆粒・錠剤など)でもコストが変わります。
妊活漢方はどのくらいの期間続けるべき?
多くの方は3カ月から半年程度の継続で体質改善の変化を感じ始めます。短期間では効果を実感しにくいため、ある程度の費用を見込んで長期的に取り組むことが大切です。
妊活漢方・不妊漢方のことなら「漢方薬房こうのとり」にご相談ください◎
漢方を妊活に取り入れる際、「費用が心配……」「続けられるか不安……」という声は多いですが、こうのとりでは 各都道府県の有名な薬局より「実感できるのに相場より2〜3割安い」 とお客様から言われることがよくあります。
市販薬より高く感じることはありますが、体質や原因に合わせた処方を選ぶことで、無理なく継続でき、妊娠力の底上げにつながりやすい点が大きなメリットです。
また、一度妊娠された方が「二人目も欲しい」と相談に来られた際には、ほぼ皆さんが こうのとりの子宝漢方を再開される のも特徴です。
「漢方薬房こうのとり」では、40代後半の妊活を含め、多くの高齢出産の実績があります。
- 48歳で妊娠判定陽性 → 50歳で第一子を出産した方
- 48歳から子宝漢方を1年4カ月服用し、体外受精と併用して妊娠された方
- 2024年6月に44歳で初産を迎えた方
など、年齢が高くても成果が出た例が多数寄せられています。
さらに当店では、現代中国の最先端処方を導入しており、日本国内ではまだあまり流通していない生薬を使用することで、生薬高騰前の価格帯での提供を実現しています。
その結果、旧来の処方(桃福宝・当帰養血精など)より2割以上安価で、平均2カ月以上早く成果を実感される方が増えているというデータもあります。
費用面に不安がある方へのご提案や、オンライン相談にも対応しています。妊活に悩んでいる方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。










