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妊活・不妊治療

おすすめの妊活雑誌4選!口コミや人気のフリーマガジンも紹介

この記事を監修した人

京都薬科大学特命教授 兼 薬剤師
戸口 瑞之
漢方薬房こうのとり 代表

元富山総合薬局代表。現漢方薬房こうのとり代表・管理薬剤師 / 現京都薬科大学特命教授。
飲む量の加減のみ必要で万人に合う現代の中国漢方(中医)に大学病院時代から36年携わる。
漢方薬房こうのとりでは、直近3年で100人以上の方が目標を達成されています。

妊活中は「どうしたら妊娠しやすくなるのか情報が欲しい」「良質な情報を網羅的に知りたい」と考えるものです。実際に妊活をして子どもを授かった人の声を参考に、妊活に励む方も多いのではないでしょうか。

妊活を始めたばかりの方や、妊活についての知識がなくてどう進めていけばいいのか悩んでいる方は、妊活の基本や不妊治療の内容、おすすめのクリニックなどの情報がまとまっている雑誌を活用して、情報収集するとよいでしょう。

今回は妊活雑誌の「赤ちゃんが欲しい」「Jineko」「妊活たまごクラブ」など人気が高いものについて、それぞれの特徴や過去の付録、雑誌を読んだ人の口コミを紹介します。

また、ベストセラーとなった妊活の本もあわせて紹介するので、ぜひ参考にして、妊活のお供になる1冊を見つけてください。


妊活雑誌(情報誌)はどれもすごい?おすすめは?

妊活に関する情報収集には、次の方法があります。

  • インターネットで不妊治療に関する記事を調べて読む
  • 不妊治療クリニックの診察時に医師に質問する
  • 妊活雑誌(情報誌)を読む

初めて妊活に取り組む方は、真っ先にインターネットで妊活の情報を収集するのではないでしょうか。しかし、インターネットは手軽に情報を得られる一方で、なかには医学的な根拠のない個人的な見解が述べられているものもあるため、信頼性を見極めることが必要です。

不妊治療クリニックで医師に相談すれば、正確な情報を得られます。しかし、病院への受診に抵抗があったり、短い診察時間のなかで知りたい情報をすべて質問するのが難しかったりするでしょう。

妊活を始めるときは、まず、必要な情報がまとまっている雑誌を用意することをおすすめします。不妊治療クリニックでの医師からの説明に出てきた医療用語を学んだり、夫婦で妊活の情報を共有したりするのにも便利です。

妊活雑誌では、妊娠した人の年代別の妊活体験談や、体質改善のために取り入れたいレシピ、不妊治療の内容などが網羅的に紹介されています。また、2022年4月から不妊治療が保険適用になったことを受けて、妊活にかかるお金の話題に切り込んだ特集も組まれています。

ほかにも、妊活中におすすめの漢方が雑誌で取り上げられることもあり、多くの読者が関心を寄せているようです。

妊活雑誌で紹介されている漢方は、北陸富山の「漢方薬房こうのとり」でも取り扱っています

「漢方薬房こうのとり」では、相談者の体質や症状をヒアリングしてその方に合う漢方を選んでくれるため、雑誌を元に自己判断で選ぶよりも効果が得やすく安心です。妊活に漢方を取り入れてみたい方はぜひお問い合わせしてみるとよいでしょう。

今回は、4つの妊活雑誌をピックアップし、それぞれの雑誌の特徴や口コミ、過去の付録について解説します。ぜひ自分に合う雑誌選びの参考にしてください。

出典:不妊治療の保険適用について | 厚生労働省

その1)「赤ちゃんが欲しい(あかほし)」

「赤ちゃんが欲しい」は主婦の友社から出版されている妊活雑誌です。主婦の友社は、妊活・不妊治療の悩みを解決するWEBメディア「赤ちゃんが欲しい」も運営しており、このサイトでもさまざまな記事を読むことができます。自分に合うクリニックや漢方薬局を探せるのもうれしいですね。

「赤ちゃんが欲しい」の特徴

読者対象は20~30代女性の雑誌です。「そろそろ赤ちゃんが欲しい」「不妊治療を受けたほうがよいのかな」と悩んでいる方から、すでに治療中の方まで、幅広い方に参考になるでしょう。毎回特集の内容が異なるので、気になるものを複数読むのもおすすめです。

2022年7月に発行された『赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK』には、妊活を始めるにあたって知っておきたい情報がまとまっています。妊娠しやすい体作りの参考になる内容も掲載されているので、日常生活に取り入れてみてくださいね。

2023年4月に発行された『赤ちゃんが欲しい 妊活の100問100答!』では、妊活に関する疑問を医師や専門家がわかりやすく解説しています。治療や体質改善の疑問だけでなく、妊活中のお金にまつわる疑問も解消できます。

「赤ちゃんが欲しい」への良い口コミ・悪い口コミ

「赤ちゃんが欲しい」への口コミは次のとおりです。

雑誌名口コミ
「赤ちゃんが欲しい 妊活の100問100答!」ずっと気になっていた細かい疑問である膣剤のことについて、医師の回答が載っていて安心できました。
「赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK」妊活の基本がわかりやすく解説されています。夫婦で読もうと購入しましたが、知識ゼロの夫もスラスラ読めたようです。
グラフやイラストが多いので読みやすく、記事に専門家の名前や勤務先が載っているのも安心できます。
ただ、商品の宣伝やクリニックの広告が多く、その点が値段に見合っていないと感じました。それなら値段がもっと安いと嬉しいです。

読みやすさや細かいところまで丁寧に解説されている点を評価する一方で、雑誌の値段に内容の濃さが見合っていないという声も見られました。

「赤ちゃんが欲しい」の過去の付録

2022年7月に発行された『赤ちゃんが欲しい 妊活スタートBOOK』には、こうのとりハローキティストラップの付録がついています。

また『赤ちゃんが欲しい 妊活の100問100答!』には、妊活漢方スタートBOOKが付録されています。月経痛や月経不順、冷え性などに悩んでいる漢方初心者に向けた小冊子です。

その2)「妊活たまごクラブ」

「妊活たまごクラブ」はベネッセコーポレーションから発行されている妊活雑誌です。WEBサイト「たまひよの妊活」にも、妊活カテゴリの記事が充実しています。

妊活中の栄養・食事、男性妊活のカテゴリもあるので、網羅的に妊活についての知識をつけることができるでしょう。また、排卵日計算ツールもあるので、タイミング法をおこなっている方は活用してみてください。

「妊活たまごクラブ」の特徴

「妊活たまごクラブ」は毎年3月に発行されています。「赤ちゃんが欲しくなったら最初に読む本」と銘打たれており、夫婦で知りたい妊活の情報がまとめられています。

妊娠の基礎知識ガイドや妊活レシピ、お金の話などが約130ページに渡って紹介されている雑誌です。妊活を始める年に発行された、最新刊を選ぶとよいでしょう。

また「妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニック受診ガイド 2023-2024」では、不妊治療やクリニックの選び方などが詳しく解説されているので、これから不妊治療を受ける方におすすめです。

「妊活たまごクラブ」への良い口コミ・悪い口コミ

「妊活たまごクラブ」への口コミは次のとおりです。

雑誌名口コミ
「妊活たまごクラブ 2022-2023年版」・初めて妊活をするため、知識をつけたいと思い購入。読みやすくわかりやすいです。
・本屋さんで目に入り、気になったので買いました。女性だけでなく男性のことも書いてあり、夫婦で参考になる内容でした。
「妊活たまごクラブ 2023-2024年版」「赤ちゃんが欲しくなったら最初に読む本」というタイトルに惹かれて購入。しかし、不妊治療の話が多く、これが最初に読むべき内容なのか?と疑問に思いました。

初めての妊活時に夫婦で読んだ人がいる一方で、妊娠を考えるタイミングではなく不妊治療を始める時期に読む内容だと感じる人もいました。

「妊活たまごクラブ」の過去の付録

「妊活たまごクラブ」には毎回、別冊付録「生理NOTE」がついています。

また『妊活たまごクラブ 初めての不妊治療クリニック受診ガイド 2023-2024』にとじ込みでついている「妊活用語集」は、妊活中なら持っておきたい1冊です。

その3)無料の妊活マガジン「Jineko(ジネコ)」

株式会社ジネコが発行している「Jineko」は無料の妊活マガジンです。読者のリクエストに応えた特集や妊活体験談が多数掲載されています。

また株式会社ジネコは、妊活動画サイト「ジネコTV」や、医療情報をまとめた妊活WEBサイト「ivfdoctor」も運営されています。

「Jineko」の特徴

「Jineko」は年に4回発行されています。2009年から、社会の状況や不妊治療の環境に合わせて情報を提供し続けてきた歴史ある雑誌です。

毎回異なる特集が組まれるほか、全国の医師が読者の悩みに答える「セカンドオピニオン」や、妊活レシピ「Jineko Cooking」が毎号掲載されています。

ネット通販サイトの「ジネコショップ」からこれまで発行された雑誌を無料で取り寄せられるので、ぜひ興味がある内容のものを取り寄せて、参考にしてください。

「Jineko」への良い口コミ・悪い口コミ

「Jineko」への口コミは次のとおりです。

不妊治療を始めたばかりなのでわからないことだらけで、本当に通院しているクリニックの先生の治療方針が自分に合っているのか不安になることがありますが、ジネコでほかの先生にも質問できると思うと大変心強いです。

ネットの情報はすべてが正しいとは限らないですし、主治医の先生には聞きづらいことなどがあり、誰に相談していいのか不安になります。ですが、他の病院に行って意見のみ聞くことは現実には難しいです。そんな中でこのように、さまざまな先生に質問させていただけるサービスは本当に助かります。ありがとうございます。

不妊治療の悩みや不安があっても、主治医に質問するのをためらう方もいるでしょう。「Jineko」でさまざまな医師からの意見を得られるのはうれしいですね。

出典:15年分のありがとう! ユーザーさんからの声を紹介します! | ジネコライフ 無料ではじめる妊活生活 | jineko life

「Jineko」の過去の付録

「Jineko」には付録はありません。しかし、無料で充実した情報を得られるので満足している方が多いようです。

その4)「最新妊活サポートBOOK」

コスミック出版から発行されている「最新妊活サポートBOOK」は世代ごとのインタビューや、子宝ごはんなど情報が充実しています。また、最新妊活Q&Aに多くの質問が取り上げられているため、妊活の疑問を解消できるでしょう。

「最新妊活サポートBOOK」の特徴

表紙に「今日からはじめよう!正しい知識が妊娠への近道」とあるとおり、妊活中に必要な情報がまとまっています。また、妊活経験者のインタビューも複数掲載されているので、妊活中の励みになるでしょう。

「最新妊活サポートBOOK」への良い口コミ・悪い口コミ

「最新妊活サポートBOOK」への口コミは次のとおりです。

雑誌名口コミ
今日からはじめる最新妊活サポートBOOK2023妊活について知識をつけたいと思い、購入しました。参考になる情報とそうでないものがありました。
今日からはじめる最新妊活サポートBOOK2024これ1冊で妊活の概要がわかります。これから妊活を始めようとしている方の最初の一歩にはもちろん、 妊活に行き詰まっている方の知識の再確認にもおすすめです。
絵が多くて読みやすく、体験談なども載っているので、イメージしやすいと思います。

妊活を始めたばかりの人から妊活中の人まで参考になるページがある一方で、情報の質にばらつきがあると感じた人もいるようです。

「最新妊活サポートBOOK」の過去の付録

「最新妊活サポートBOOK」には付録がありません。

妊活をおこない妊娠した芸能人の体験談を、20代・30代前・後半・40代の年代別に掲載している回もあるので、自分の年齢と照らし合わせて、どのように妊活を進めたらよいのか参考にできるでしょう。

【番外編】ベストセラーとなった妊活本は?

雑誌以外に、妊活本を参考にするのもよいでしょう。よく読まれている妊活本には以下のものがあります。

著者名出版年書籍名出版社概要
吉田淳(監)2023年はじめての妊活主婦の友社累計100万部を突破!妊娠を目指す女性とパートナーのための妊活バイブル決定版
主婦の友社(編)2020年妊活にいいこと大全主婦の友社生殖医療専門医などの専門家が監修した、妊娠力を高める「いいこと習慣」がまとまった本
あらいきよこ2017年妊カツ!妊娠したいすべての人へ小学館不妊治療を経験した著者が自身の経験と最新情報を徹底取材して漫画で解説した本

出典:
はじめての妊活 – 株式会社 主婦の友社 主婦の友社の本
妊活にいいこと大全 – 株式会社 主婦の友社 主婦の友社の本
妊カツ! | 書籍 | 小学館

妊活のことは、病院で教えてくれないことがたくさんある?

不妊治療については個人クリニックでは得られない情報が多くあります。また、保険適用のルールによって内視鏡などの必要な検査が遅れて、不妊の期間が延びてしまうおそれもあります。不妊治療にはお金もかかるため、できるだけ効率よく妊活を進めていきたいものです。

北陸富山の「漢方薬房こうのとり」では、妊活の専門家が不妊に関する質問に対応します。また、一人ひとりの体質や症状に合う漢方をお選びします。

対面でのカウンセリングだけでなく、オンラインでの気軽な相談も受け付けているので、妊活で悩んでいる方は一度お問い合わせください。

漢方薬房こうのとりは、主婦の友社の妊活雑誌「赤ちゃんが欲しい」において、2020年から5年連続で「妊活スタートブック」および「妊活パーフェクトガイド」の取材を受け、毎回2ページにわたる記事が掲載されています。

今月(2024年11月)も、来年1月25日発売予定の「妊活パーフェクトガイド」の取材日程について問い合わせをいただきました。

特に印象深い出来事として、2020年夏号でモデルを務めた大江さんご夫婦がいます。こうのとり漢方を使用し無事に女児を出産され、2022年には第1子とともに出産報告にご来店いただきました。

また、2019年に妊活をサポートしたアルペンスキーヤーの清澤恵美子さんとは、2021年冬号の取材で主婦の友本社を訪れたことも素晴らしい思い出です。

妊活雑誌については個人的な見解ですが、歴史と信頼性の面から「赤ちゃんが欲しい」が最もおすすめだと考えています。

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