2人目ができない焦り……。2人目不妊の主な原因と漢方による成功事例を紹介

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1人目はスムーズに授かったのに、2人目だけなかなか授かれない──。
この状況は想像以上にストレスが大きく、周囲の妊娠報告がつらく感じられたり、「自分だけ取り残されてしまった」という焦りに押しつぶされそうになることもあります。
2人目不妊は、1人目とはまったく違う悩みを抱えることが多く、原因や背景も幅広いのが特徴です。この記事では、2人目ができない人が抱えがちな心理、原因、試せること、そして「疲れた」「諦めどき?」と感じたときの考え方までお伝えします。
2人目ができない人が抱えやすい焦りとストレス
1人目が無事に産まれたからこそ、「2人目も自然に授かれるだろう」と思っていた人は少なくありません。だからこそ、妊娠しづらい現実に直面したとき、気持ちの揺れは大きくなります。
SNSを開くと、同じ感情を持つ人は非常に多くいます。ここでは、そうした実際の声を参考にしながら、多くの人が抱えやすい感情について紹介します。
2人目ラッシュ・友達の妊娠報告を素直に喜べない
周囲が次々と2人目を妊娠・出産していく時期に差し掛かると、「おめでとう」と言いながら心がついていかないことがあります。
SNSでの出産報告や、ママ友同士の雑談で出る「二人目産まれたよ」という話題が刺さったり、気づけば落ち込んでしまう──。これは珍しいことではありません。
Instagramやめた理由
友人の結婚妊娠出産報告を見たくないから。
それなのに友人から
LINEで出産報告がありました。
昨日2人目産まれたよと。
あなたの報告を見たくなくてInstagramやめたのに何なんだよ。— キウイ🥝 2歳+🥚 ☺︎(2026.5.8予定) (@yoroshiku1205) October 29, 2025
友達の出産報告はやっぱりなえる。特に2人目報告はなえる。
— なっつりす (@NUTS_LADY) November 1, 2025
嫉妬や罪悪感が拭えない
「どうしてあの人だけ?」「どうして自分は?」という嫉妬の気持ち。
そして「祝福できない自分は嫌な人間だ」と感じてしまう罪悪感。
この2つの感情に挟まれて苦しくなる人は非常に多いです。
しかし、嫉妬は願いが強いからこそ湧く反応であり、誰にでも起こり得るごく自然な心理です。心の中でどんな感情が起きても、それはあなたが悪いからではなく、状況がつらいから起きているだけでしょう。
絶対2人目産まないって自分に言い聞かせるけど、妊娠や出産の報告を聞くたびに本当は羨ましくてしょうがない
— ごじ (@gojipan0) April 9, 2025
できないまま半年、1年……と先が見えない
妊活は月に1回しか結果が出ないため、半年、1年と続くと精神的な負担が蓄積していきます。
「いつになったら授かれるんだろう」
「このまま一人っ子になるのかな」
「年齢的に焦る、でも疲れた」
こうした不安が重なると、毎月の生理が喪失感の引き金になることも少なくありません。さらに1人目の育児・仕事・家事があるため、休む暇もなく気持ちの休まる時間が少ないのが、2人目妊活特有のつらさでもあります。
そうか…。
1年以上治療して時間もお金もかけて2人目妊娠できないのに、できる人は自然に3人目ができるのか…。
1人目は同じ時期に産んだのになぁ。— めんだこ☺︎🎀1y 2人目不妊治療中 (@baikin__dokin) November 18, 2025
2人目不妊は、1人目の不妊とは違う?
2人目不妊は、1人目の妊娠・出産を経験したあとだからこそ生じる特有の背景があります。1人目の不妊とは悩みの質が異なります。
まず大きな違いは、体の状態が1人目妊娠前とは確実に変化しているという点です。妊娠・出産・授乳を経ることで、ホルモンバランスや骨盤・子宮の状態が変わり、月経周期が以前と同じように戻らない人もいます。内膜が育ちにくくなったり、排卵リズムが乱れたり、慢性子宮内膜炎などが潜在化している場合もあります。
2人目妊活では生活リズムの変化が大きく影響します。
1人目の育児が中心となり、自分の睡眠・食事・休息が後回しになりやすいことで、排卵の乱れやストレス蓄積が起こりやすくなります。
そしてもう一つ、2人目不妊に特有なのが周囲からの期待とプレッシャーです。
「兄弟は?」「そろそろ2人目?」という何気ない言葉が心に重く響いたり、周囲の2人目ラッシュの中で焦りだけが大きくなるケースも多いです。1人目がいることで「贅沢な悩み」と誤解されやすい点も、気持ちを言い出しにくくする要因になっています。
2人目ができない主な原因

1人目が自然にできた人でも、身体の変化や生活環境の変化によって、2人目の妊娠が難しくなるケースは珍しくありません。ここでは、考えられる主な原因を整理して紹介します。
排卵・卵子の問題
年齢が上がることで卵子の質が低下しやすくなるほか、出産・授乳・育児によるホルモンバランスの乱れが排卵リズムに影響する場合があります。
- 排卵が不規則になる
- 卵子の成熟スピードが安定しなくなる
- 無排卵周期が増える
- AMH(卵巣年齢)が低下している
「妊娠したことがある=今も排卵が順調」とは限らず、2人目のスタート地点では排卵が乱れているケースも見られます。
着床環境
子宮の環境が変化していることも、2人目不妊の大きな要因です。
- 内膜が以前より厚くなりにくい
- 出産で子宮の形や厚さが微妙に変化する
- 慢性子宮内膜炎が隠れている場合
- 帝王切開後の瘢痕(シカー)が影響する場合
1人目の妊娠時と比べると、内膜の状態が自然には戻りきらず、気づかないうちに「着床しにくい状態」になっていることもあります。
精子状態
男性側の状態も2人目の妊娠に影響します。年齢・ストレス・生活習慣の変化により、精子の質や数が低下しているケースもあります。
- 精子濃度の低下
- 運動率の低下
- DNA断片化の増加
- 仕事環境の変化やストレスでホルモンバランスが乱れる
「1人目ができたから大丈夫」という思い込みで男性側の検査を後回しにすると、原因の半分を見落としてしまうことになります。
夫婦生活の頻度とタイミング
2人目妊活で最も見落とされやすいのが、タイミングの取りづらさです。
- 1人目の寝かしつけで遅い時間になる
- 育児疲れで夫婦ともに体力的に余裕がない
- 排卵日を逃しやすくなる
- 夫婦生活そのものの回数が減る
妊娠率は「排卵2日前〜排卵当日」に最も高まりますが、1人目の育児が加わると、このタイミングが取りにくくなる家庭はとても多いです。
その他、2人目不妊特有の要因
2人目不妊には、医学的要因だけでなく環境・心理・生活の変化が複合的に絡みます。
- 生活の忙しさ(家事・育児・仕事の負担増)
- ストレス・睡眠不足の慢性化
- 妊娠・出産後の体力低下
- ママ友・家族・SNSからの「二人目は?」というプレッシャー
- 上の子のイヤイヤ期・通園・習い事などの負担
こうした要素が重なることで、妊娠の可能性が下がったり、妊活そのものが後回しになったりします。
2人目を授かるために試せること
2人目不妊は、原因がひとつではなく生活・身体・環境が複合して影響していることが多いため、まずはできることから整えるアプローチが有効です。
ここでは、妊娠率アップの土台になりやすいポイントを紹介します。
生活リズムとストレスの改善
1人目の育児で生活が大きく乱れ、排卵やホルモンバランスに影響しているケースは非常に多くあります。
特に改善しやすく効果が出やすいポイントは以下の3つです。
睡眠の確保(足りないと排卵が乱れやすくなる) | 短時間でも「連続した深い睡眠」が体調改善に直結します。 |
|---|---|
食事のバランス(タンパク質・鉄分・ビタミン類) | 忙しい時期は不足しがちです。産後の鉄欠乏は、隠れ原因になりやすいので注意。 |
ストレス軽減(自律神経の安定が排卵に直結) | 完璧主義を手放す、家事を減らす、頼れるところは頼る、などの対策で改善する人もいます。 |
漢方によるアプローチ
2人目妊活では、妊娠・出産を経て体質が変化している人が多く、冷え・疲労・内膜の薄さ・ストレスなど、複数の小さな不調が積み重なっているケースがよくあります。
漢方は、こうした 細かい不調を全体的に整えるのが得意なアプローチです。
不妊治療(西洋医学)と併用できるため、刺激法・人工授精・移植と同時に取り入れる人も多く、体調が整うことで「通いやすくなった」「内膜が育ちやすくなった」という声も少なくありません。
2人目妊活で「疲れた」「妊娠できる気がしない」と感じるときは……
2人目妊活は、1人目のときとはまったく違う疲れ方をします。
育児・家事・仕事のすべてを抱えたまま妊活を続けるため、自分のケアが後回しになり、体力も気力も削られていきます。「もう無理かもしれない」「妊娠できる気がしない」と感じるのは、ごく自然な反応です。
毎月生理が来るたびに落ち込み、SNSや周囲の妊娠報告に心が揺れ、夫婦生活を義務のように感じてしまうこともあります。ときには、「自分だけ取り残されているような感覚」や、「このまま時間だけが過ぎてしまうのでは」という強い不安が襲ってくることもあるでしょう。
そんなときに大切なのは、頑張り続ける前に、立ち止まっていいと自分に許可を出すことかもしれません。
治療を休む、検査だけ先に進めてみる、専門家に現状を相談する、どれも立派な選択肢です。
妊活は、気持ちが追いついていない状態で走り続けても、かえって体と心が疲弊してしまいます。「しんどい」と感じたら、休むこともまた妊活の一部です。多くの方の成功事例をみてきた経験からいえば、自分のペースで前に進める力を取り戻していけば大丈夫です。
諦める?続ける?「2人目妊活のやめどき」の考え方
2人目妊活は「諦めたくない気持ち」と「もう疲れてしまった気持ち」が揺れ動き、明確な基準もないため、一人で抱えるほどつらさが強くなります。
ここでは、やめどきを判断するために役立つ視点を整理します。
治療の区切りを自分の中で設定してみる
不妊治療は終わりが見えにくいため、人工授精の回数や年齢の目安を自分で設定しておくことが大切です。
区切りを設けておくと、毎月の感情に振り回されず、冷静に判断しやすくなります。もちろん、区切りはあくまで「判断するポイント」であり、そこで必ずやめる必要はありません。
パートナー・専門家と一度未来のイメージを共有する
2人目妊活のやめどきは、夫婦だけで抱えると迷いが深まっていきます。
医師や相談できる専門家と一緒に、次のような「未来の選択肢」を整理してみると、方向性が見えやすくなります。
- 続けた場合の治療ステップ
- やめた場合の人生設計
- 治療を一時中断した場合の影響
- 上の子との生活・家族の価値観とのバランス
妊活を続けるかどうかは、「妊娠できるかどうか」だけでなく、家族の未来をどう描きたいかで決めることができます。
2人目ができない焦りを抱え込まず、専門家に相談を
2人目妊活は、1人目とはまったく違う悩みと向き合うことになるため、想像以上に心が疲れやすくなります。焦り・不安・プレッシャーが積み重なると、自分では気づかないうちに体調や生理リズムにも影響を与えてしまうことがあります。
そんなときこそ、一人で抱え込まず、専門家に気軽に相談してほしいと思います。
北陸富山にある「漢方薬房こうのとり」にも、2人目妊活に関する相談は非常に多く寄せられています。実際によく見られる背景としては、次のようなケースがあります。
- 1人目の子育てが楽しく忙しくなり、夫婦のタイミングが減ったことで、結果的にご主人の精子の運動率が下がっていた
- 子育てによる疲労が積み重なり、夫婦どちらか、あるいは双方に慢性的な疲れが溜まりすぎている
- ご主人やお子様に合わせた室温で就寝しており、奥様が冷えやすい環境に置かれた結果、卵子の質に影響が出ていた
このように、2人目ができにくい理由は「年齢」や「体質」だけでなく、生活環境や家族構成の変化による影響が関わっていることも少なくありません。
原因がはっきりしないモヤモヤを抱え続けるよりも、今の体調・生活リズム・ご夫婦それぞれの状態を一度整理するだけで、次に取るべき行動が見えてくることもあります。
「漢方薬房こうのとり」では、体の状態を丁寧に確認しながら、冷え・疲れ・ストレス・内膜環境など、妊娠しやすさに関わる要素を漢方で整えていきます。
それぞれのご夫婦の事情に合わせて、最も効率的で無理のない解決策を一緒に探していくことを大切にしています。
焦りが大きいときほど、ひとりで頑張る必要はありません。漢方薬房こうのとりと、最も効率的な解決策を一緒に探していきましょう。








