補中益気湯
ほちゅうえっきとう
気力・体力を補い、精子の質を高める。男性不妊の第一選択として広く使われる。

薬剤師からのコメント
漢方薬房こうのとり
補中益気湯は疲れやすく胃腸が弱い「気虚」タイプに向く処方です。男性の精子所見改善を期待して用いられることがありますが、効果には個人差があり継続が前提です。体調を見ながら調整します。
補中益気湯の適応・用途
消化機能を高めて「気」を補い、全身の疲労やだるさを改善する代表的な補気剤。男性妊活では精子の質の改善を目的に用いられます。
向いている方・注意が必要な方
こんな症状・お悩みに
- 疲れやすく気力が出ない
- 胃腸が弱い
- 汗をかきやすい
- 精子所見の改善を目指したい男性
- 病後・産後の体力低下
服用に注意が必要な方
- のぼせが強く体力が充実した実証タイプ
合いやすい体質・証
体力虚弱で、疲れやすく食欲不振、気力の低下など「気虚(ききょ)」のタイプに向きます。病後・疲労時の体力回復にも用います。
服用方法
1日2〜3回、食前(食事の約30分前)または食間(食後2時間ごろ)の空腹時に、水またはぬるま湯で服用するのが基本です。
煎じ薬・エキス剤など剤形により用法・用量が異なります。実際の服用量とタイミングは、体質を確認したうえで薬剤師がご案内します。
副作用について
まれに、体質に合わない場合や長期の服用で、胃部不快感・食欲不振・軟便・発疹などがあらわれることがあります。
まれに、甘草(かんぞう)の作用で、むくみ・血圧上昇・手足のだるさや脱力(低カリウム血症による偽アルドステロン症)があらわれることがあります。
気になる症状があらわれた場合は服用を中止し、薬剤師または医師にご相談ください。
飲み合わせ・相互作用
他に服用中のお薬・サプリメントがある場合は、飲み合わせを確認しますので必ずお申し出ください。
甘草を含むため、利尿薬(ループ・チアジド系)やグリチルリチン製剤、他の甘草含有漢方と併用すると、偽アルドステロン症・低カリウム血症のリスクが高まります。併用薬は必ずお申し出ください。
妊娠・授乳中の注意
妊娠中・授乳中の服用は、自己判断を避け、必ず薬剤師または医師にご相談ください。妊娠が判明した際は処方の見直しを行います。
補中益気湯があなたに合うか
専門家に相談してみませんか?
体質によっては補中益気湯が合わない場合もあります。 薬剤師があなたに最適な処方をご提案します。