芎帰調血飲
きゅうきちょうけついん
産後の血の乱れを整える処方。血虚と瘀血、気の停滞が混在する状態に。

薬剤師からのコメント
漢方薬房こうのとり
芎帰調血飲は産後の体調を整える目的で用いられてきた処方です。血虚・瘀血・気滞が複雑に絡むタイプに向きます。妊活では二人目以降の体質調整に検討されることがあります。
芎帰調血飲の適応・用途
血を補い巡らせながら気の停滞も整える処方。産後の不調や、血の不足と滞りが混在する月経トラブルに用いられます。
向いている方・注意が必要な方
こんな症状・お悩みに
- 出産経験があり体調が乱れがち
- 疲れやすく気分も沈む
- 月経が不安定
服用に注意が必要な方
- 体力が充実した実証タイプ
合いやすい体質・証
産後や月経に伴う、血の不足と滞り(血虚・瘀血)に、気の乱れを伴うタイプに向きます。
服用方法
1日2〜3回、食前(食事の約30分前)または食間(食後2時間ごろ)の空腹時に、水またはぬるま湯で服用するのが基本です。
煎じ薬・エキス剤など剤形により用法・用量が異なります。実際の服用量とタイミングは、体質を確認したうえで薬剤師がご案内します。
副作用について
まれに、体質に合わない場合や長期の服用で、胃部不快感・食欲不振・軟便・発疹などがあらわれることがあります。
まれに、地黄(じおう)により胃もたれ・食欲不振・下痢など胃腸症状があらわれることがあります。胃腸の弱い方は特にご注意ください。
まれに、甘草(かんぞう)の作用で、むくみ・血圧上昇・手足のだるさや脱力(低カリウム血症による偽アルドステロン症)があらわれることがあります。
気になる症状があらわれた場合は服用を中止し、薬剤師または医師にご相談ください。
飲み合わせ・相互作用
他に服用中のお薬・サプリメントがある場合は、飲み合わせを確認しますので必ずお申し出ください。
甘草を含むため、利尿薬(ループ・チアジド系)やグリチルリチン製剤、他の甘草含有漢方と併用すると、偽アルドステロン症・低カリウム血症のリスクが高まります。併用薬は必ずお申し出ください。
妊娠・授乳中の注意
妊娠中・授乳中の服用は、自己判断を避け、必ず薬剤師または医師にご相談ください。妊娠が判明した際は処方の見直しを行います。
芎帰調血飲があなたに合うか
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体質によっては芎帰調血飲が合わない場合もあります。 薬剤師があなたに最適な処方をご提案します。