温経湯
うんけいとう
経絡を温め、子宮・卵巣の血流を改善。手足の冷え・月経不順のある妊活女性に。

薬剤師からのコメント
漢方薬房こうのとり
温経湯は「血虚」に冷えと軽い熱証が混在するタイプに向く処方です。唇の乾燥、手のひらのほてり、下腹部の冷えが目印になります。体質の見極めが効果を左右します。
温経湯の適応・用途
身体を内側から温めて血を補い、冷えと乾燥を伴う月経トラブルを整える処方。手足のほてりと冷えが混在する妊活女性に用いられます。
向いている方・注意が必要な方
こんな症状・お悩みに
- 手足が冷える
- 唇や肌が乾燥しやすい
- 手のひらがほてる
- 月経不順がある
- 下腹部が冷える
服用に注意が必要な方
- 体力が充実した実証タイプ
- 胃腸が非常に弱い
合いやすい体質・証
体力中等度以下で、手足はほてる一方で下半身は冷える、唇の乾き、月経不順を伴う「血虚・虚寒」のタイプに向きます。
服用方法
1日2〜3回、食前(食事の約30分前)または食間(食後2時間ごろ)の空腹時に、水またはぬるま湯で服用するのが基本です。
煎じ薬・エキス剤など剤形により用法・用量が異なります。実際の服用量とタイミングは、体質を確認したうえで薬剤師がご案内します。
副作用について
まれに、体質に合わない場合や長期の服用で、胃部不快感・食欲不振・軟便・発疹などがあらわれることがあります。
まれに、甘草(かんぞう)の作用で、むくみ・血圧上昇・手足のだるさや脱力(低カリウム血症による偽アルドステロン症)があらわれることがあります。
気になる症状があらわれた場合は服用を中止し、薬剤師または医師にご相談ください。
飲み合わせ・相互作用
他に服用中のお薬・サプリメントがある場合は、飲み合わせを確認しますので必ずお申し出ください。
甘草を含むため、利尿薬(ループ・チアジド系)やグリチルリチン製剤、他の甘草含有漢方と併用すると、偽アルドステロン症・低カリウム血症のリスクが高まります。併用薬は必ずお申し出ください。
妊娠・授乳中の注意
妊娠中・授乳中の服用は、自己判断を避け、必ず薬剤師または医師にご相談ください。妊娠が判明した際は処方の見直しを行います。
温経湯があなたに合うか
専門家に相談してみませんか?
体質によっては温経湯が合わない場合もあります。 薬剤師があなたに最適な処方をご提案します。